花などを背景をぼかした写真を撮影したい。
父が何度も言うが、そんなの普通のコンパクトデジタルカメラで撮れるでしょって思っていました。
ところが実際やってみると、下の様に近くの物を背景をぼかす事は出来ないのを知りました。
コンデジだと遠くにあるならその背景をぼかす事しか出来ません。
マクロ機能はあるものの、ズームがきかないので、近距離で背景をぼかすことができないです。
焦点距離が短いズームレンズは一眼レフでないと無いのですね。
父が持っている一見一眼レフっぽい、高倍率のズームを持つカメラでも無理なのでした。
でも、本当に近い物の背景をぼかした写真を撮れるコンパクトデジタルカメラはないのでしょうか?
実は私は昨年、オリンパスのミラーレス一眼 OM-D E-M5 Mark2 を買いました。
参照) OM-D E-M5 Mark2
父が求めるぼかしが簡単に出来ます。
逆にミラーレス一眼では、このぼかしを少なくしたいというニーズが出て来るほどです。
コンパクトデジタルカメラでは、いつどこで何をしたという記録の為の撮影でしたが、このミラーレス一眼では、撮影自体を楽しむ事ができます。
それで父はキャノンのKISSを買ったのでした。
キャノンではエントリー機種として人気のあるデジタル一眼です。
本人はそれで満足したのですが、私はどうしても気になって調べてみました。
接写出来て背景をぼかした写真が撮れるコンパクトデジカメがないだろうかと ・・・
すると、私が使っているミラーレス一眼のオリンパスに凄いコンパクトデジタルカメラがあるのを発見しましたよ。
Tough TG-6 というコンパクトデジタルカメラです。
顕微鏡モードという機能では、花に1センチまで近づいて撮影できるというのです。
28倍のズームがきく所が他のコンパクトデジカメでは出来ない所です。
その上、驚いたのは、オリンパスのミラーレス一眼の中では、最上位機種の EM-1だけが持つ深度合成という機能もあると言います。
これはぼかし過ぎないでピントが合う範囲を広げる機能です。
(○≧Д≦)おおぉぉぉ!!!すごい!!
コンデジでも、小さい物を撮る、拡大、マクロ撮影を使うと背景をぼかす事が出来ます。
例えば、下の写真です。
もうデジタルカメラから撤退してしまったカシオのEXILIMで撮影した写真です。
一番奥にある温度計の数値が読めません。その手前の起き上がりこぶしの顔もぼやけていますね。
Tough TG-6の前の機種、Tough TG-5 の顕微鏡機能を使って撮影したのが下の写真です。
比べてもかなりボケがきいている事が分かります。
玉ボケまで綺麗にでていますね。
Photoshopを使えば、どんなコンデジで撮影した写真もぼかす事が出来ますね。
その方法も紹介しています。下記の関連ページをご参考にして下さい。